【ランドセルブログ】第8回 どうしてこんなに値段がちがうのか

2026.03.23

どうしてこんなに値段がちがうのか

 

ランドセル選びをしていると、

多くのご家族が感じることがあります。

 

「どうしてこんなに値段が違うの?」

 

3万円台のものから

8万円、10万円を超えるものまで。

これだけ価格に幅があると、

戸惑ってしまうのも無理はありません。

 

今回はこの

「ランドセルの価格のちがいはどこから生まれるのか」

について、

できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

 

 

1.素材のちがい

 

まずは「素材」のちがいです。

 

ランドセルの素材は大きく分けて

・コードバン

・牛革

・人工皮革

の3種類があります。

 

「コードバン」は、

馬のおしりの部分からわずかしか取れない希少な素材で、

なめらかな表面の美しさと高い耐久性が特徴です。

長年にわたり、ランドセルの最高級素材とされています。

 

「牛革」は、

コードバンほどの希少性はないものの、

天然素材ならではの質感と、

使うほどに味わいが増す風合いが魅力です。

耐久性もしっかりしています。

 

「人工皮革」は、

革に似せて人工的につくられた素材です。

軽くてしなやかで、扱いやすく、

発色の美しさや加工のしやすさにも優れています。

細かな刺繍などのデザインも表現しやすいのが特徴です。

 

素材の価格としては、

コードバン > 牛革 > 人工皮革

となります。

 

 

2.つくり(職人の技術や製造工程)のちがい

 

ランドセルは、見た目以上に

とても手間のかかる製品です。

 

縫製、芯材の入れ方、補強の仕方など、

見えない部分に多くの工程があります。

 

また、

・どこまで手間をかけているか

・どれだけ丁寧につくられているか

こうしたちがも、価格に影響します。

 

一口に「手づくり」と言っても、

多くの職人が工程を分担する

いわゆる流れ作業のものもあれば、

少人数、あるいはひとりの熟練職人が

丁寧に組み上げていくランドセルもあります。

 

こうした「つくり」のちがいが、

価格に反映されています。

 

 

3.機能や構造のちがい

 

ランドセルには、

・負担を軽減し、背負いやすくする工夫

・収納や使いやすさを高める工夫

・安全性を高める工夫

・軽量化の工夫

・耐久性を高める工夫

など、さまざまな機能があります。

 

これらは開発や設計にコストがかかるだけでなく、

専用のパーツを使うことで、

価格に影響する要因となります。

 

 

4.デザインやブランドのちがい

 

デザイン性やブランドも、

価格に影響する要素のひとつです。

 

装飾やカラーリングだけでなく、

ブランドやキャラクター商品などは、

ライセンスコストが加わります。

 

このような付加価値を加えたモデルほど

価格が高くなる傾向があります。

 

 

5.広告宣伝や副資材のちがい

 

カタログ制作やWEB広告、テレビCMなど、

プロモーションにかかる費用も、

間接的に価格に反映されます。

 

また、

パッケージや付属品などによって

価値を高めているランドセルもあります。

 

 

■価格のちがい=価値の違い?

 

「やっぱり高い方がいいのかな?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、ここで大切なのは、

価格のちがい=そのまま優劣ではない

ということです。

 

また、「デザイン」や「ブランド」は

価格を押し上げる要因ではありますが、

決して不要なものではありません。

 

ご家族が納得し、

おこさまが気に入って、

「このランドセル、ぼくの!」

「わたしはこれを使いたい!」

と思えることは、

とても大切な価値だからです。

 

おこさまとご家族によって、

最適なランドセルはそれぞれです。

 

本当に大切なのは「納得して選ぶこと」で、

これまでお伝えしてきたように、

ランドセル選びで本当に大切なのは

・6年間使える丈夫さ

・おこさまに合った背負いやすさ

・ご家族みんなの納得

この3つです。

 

「なぜこの価格なのか」

「自分たちは何を大切にしたいのか」

を考えながら選ぶことで、

納得できるランドセル選び

につながります。