展示会でランドセル選びに起こった「異変」
ランドセル展示会のメリットは、
・背負ったときのフィット感やバランス
・プロダクトとしての「質感」や「できばえ」
・微妙な色合い
など、ホームページやカタログの写真、
スペック表記だけではわからないことを
「実際に確認できること」です。
ランドセルは高価で、
しかも六年間使うものです。
だからこそ、
「実際に見て選びたい」と思うのは
みなさん当然のお気持ちだと思います。
しかし、この展示会を巡って、
ここ数年、ある“変化”を感じています。
多くのご家族が、こんな言葉を口にされます。
「いろいろ見すぎて、わからなくなりました。」
1.展示会は「決断の場」ではなくなっている
以前のランドセル展示会は、
こんな流れでした。
カタログを見て候補を決める
↓
展示会で実物を確認
↓
その場で注文
つまり、
「展示会=決断(注文)の場」でした。
しかし最近は、少し様子がちがいます。
地方でも展示会を開催するメーカーが増えたこと、
インターネットやSNSなどで触れる情報量が
大きく増えたこともあり、
「この展示会だけでは決められない」
というご家族が増えています。
「逆にわからなくなってきました」
「どれがいいのか選べない」
おこさまだけでなく、
ご両親もそんな気持ちになってしまう。
いわゆる
「ラン活迷子」と呼ばれる状態です。
2.展示会で起きているもう一つの変化
そしてもうひとつ。
「来週も、あの展示会にも行ってみないと…」
そんな気持ちから生まれる
「比較疲れ」も増えているように感じます。
誰が疲れているのかといえば…
⑴ おかあさん
もしかして私、
「ラン活迷子」かも…?
なんとなく、自分で気づきはじめているような…
⑵ おとうさん
せっかくの休みのたびに
展示会に付き合うことに…
運転、外食…家でゆっくりしたいのに…
⑶ そして、おこさま本人
「先週見たのと、今日のと、どっちがいい?」
そう聞かれても、
答えられないのは当然かもしれません。
「この前のでいいって言ったのに…」
どうしてまた展示会に行くのか、
おこさまにはよくわからないこともあります。
展示会をいくつも回ると、
こんなことが起きることがあります。
最初の展示会では
「これかわいい!」
「背負ってみたい!」
と楽しそうだったおこさまが、
3つめ、4つめの会場になるころには
「もういい…」
「疲れた」
そんな様子になってしまうことも。
本来、ランドセルは
こどもにとって
「小学生になる楽しみ」
を感じるもののはずです。
でも、見すぎてしまうことで
・選ぶことが面倒になる
・興味が薄れてしまう
ということが起きてしまうこともあります。
3.せっかくのランドセル選びを、もっと楽しく
展示会をたくさん回るほど
ランドセルが決まらなくなる理由のひとつは、
メーカー主催の展示会では
「そのメーカーのランドセルしか見られない」
という点にあります。
「あれ、先週見たの、ここどんなだったっけ?」
「どっちが背負いやすかった?」
もしその場で比較できれば、
おこさまだけでなく、
おとうさん、おかあさんにとっても
決めやすいはずです。
ランドセル選びが
「なんだか疲れた経験」
ではなく、
**「楽しかった思い出」**
になればいいなと思います。
ご家族にとっても、
そしておこさまご本人にとっても、
小学生になる楽しみが
少しふくらむ体験に。
私たちは、そう願っています
